旅行に行くときに楽器を持っていったことはありますか?
2年前にドバイに家族旅行に行ったときに、キーボードを持って行ったのです。
これが意外と簡単だったんですが、情報が少なくて悩んだんですよね。
海外にキーボードを持っていくということ
何のために?と思いますよね。
対した理由ではなく、子供のピアノの練習と暇つぶしのためなんです。
毎年春休みの最後に子供が習っているピアノ教室の発表会があるのですが、その直前にドバイに8日間旅行に行くことになり、いろいろ検討した結果、安いキーボードを買って持って行ってみようということになったのです。
と、簡単に思ったのですが、飛行機の荷物で楽器を預けられるの?入国審査とか何か問題にならないの?などなど疑問がいっぱい。
ネットで調べてもキーボードの持ち運びに関しては意外と情報がない。(ANAではバイオリン等については結構詳しく書いてありますね)
いろいろ調べた結果、預け荷物の規定内の大きさと重さであれば預けられるようだとわかりました。
キーボード購入と梱包
というわけで、ネットで目星を付けたキーボードを購入し、キーボード収納用に格安のカバンも買いました。
キーボードはバスタオルでくるみ、収納カバンに入れました。
ちょっと空いてるスペースがあったので、洋服も入れました(クッションになるかと思い)
こんな方法で実際の持ち運びは問題なかったです。
購入したのはCASIOのこちらのキーボード。61鍵ですが、幅が1メールないのでこれにしました。
カバンはこちらを購入しました。1000円以下で買えるなんて素晴らしいです!
飛行機の預け荷物へ
羽田で飛行機搭乗時に預けるときも特に何も聞かれませんでした。
ドバイ到着後は空港からタクシーでホテルに移動したので、普通にトランクに積みました。
ホテルの部屋はベッドルームが3つ、総面積が220平米もある部屋なのです。リビングだけでも40畳以上あるので、小さめの音なら弾いても廊下には全く聞こえません。
ダイニングテーブルの上にキーボードを置いて子供は毎日暇さえあれば弾いていたものです
電圧に注意!!
ちょっと困ったのがコンセントアダプターです。
パソコンなどは電圧が違っても海外で使えるようになっているので、その調子でコンセントにつなぐと、なんとなんと、「バチっ」とすごい音がしました。
ショートしてしまったようです。
幸いなことに、キーボード自体は問題なかったようです。
電池でもOKなキーボードだったので、電池を入れると問題なく弾くことができました。(ただ、電源アダプターは壊れてしまったので、これからずっと電池でしか使えないキーボードになりました。トホホ。)
旅行先にキーボードを持っていく意味
キーボードまで持参して海外旅行って聞くと、「そこまでする意味あるの?」と思われると思いますが、これが本当に持って行って良かった!と思います。
旅行中のホテルで子供って結構退屈しますよね。荷造りしてる間とか、朝出かける準備しているときとか。
テレビを見ても、見たい番組がなければそんなに集中してくれないし、だからといってゲームやipadにも出来れば頼りたくない。
ピアノ(この場合キーボードですが)を弾くことができると、結構楽しんでくれて、良い時間の使い方ができたなと思います。
別に我が家の子供が特別真面目にピアノをやっているわけじゃないんですが、1週間ピアノを弾けないのってストレスのようです。
グランドピアノが置いてあるようなスイートルームに泊まれるともっといいんですけどね〜。
そこまでじゃなくても、楽器が弾ける客室っていうのがホテルにあってもいいですよね?ちょっとした電子ピアノが置いてある部屋とか。
余談ですが、豪華客船のスイートルームにもグランドピアノってありますよね。船が揺れても大丈夫なようにがっちり固定されているんでしょうか??
楽譜プリントサービス
ところで、最近すごいなーと思ったサービスが、ヤマハの「ぷりんと楽譜」というネットで楽譜が購入できるサービスです。(公式HPはこちら)
1曲単位で楽譜を購入できて、自宅のプリンターでも印刷できるし、コンビニのプリンターでも購入できるというサービスです。
これの何が便利って、ふと思い立ったときに、ネットで楽譜を探して、簡単に印刷できること!
しかも最初のページはネットでサンプルも見られるし、曲によってはYoutubeにサンプル演奏もあるんです。
映画とか見ていて、ちょっとこの曲弾いてみたいな~なんて時に本当に便利です!
子供がテレビで流れていた曲を弾いてみたいって言ったときに、ぷりんと楽譜で探してみて、弾けそうなら購入したらいいんです。
楽器屋さんの楽譜コーナーに置いてないようなマイナーな曲も見つかることが多いんです。
ネット社会になって、こういったサービスのおかげで地球のどこに居ても欲しい楽譜が探せるなんて、本当に便利になったものです。