ペンギンが好きなんです。
ヨチヨチ歩く姿とか、鳥なのに飛べないところとか、南半球にしかいないところとか、いろいろとツボにはまるんです。
野生のペンギンには2度ほど出会ったことがあります。
パース郊外のペンギン島で出会ったフェアリーペンギン
1度目は、西オーストラリアのパース郊外にあるペンギン島というところで。
パースから南へ50キロほどいった場所で桟橋から5分ほどフェリーに乗った場所にペンギン島はありました。
ペンギン島は、「野生のイルカと泳ぐ」というツアーが有名のようです。
さて、洞穴のような場所にペンギンの赤ちゃんがいました。
たくさんのペンギンに会ったわけではなく、2~3羽のペンギンがいたのを見つけただけですが、初めて出会った野生のペンギンはとても小さくて可愛かったです。
ペンギンというと、南極にいるイメージなので、40度を越える気温のパース郊外にいるなんて不思議な感じがしました。
ペンギン島にいるペンギンは、フェアリーペンギンという種類で、世界最小のペンギンだということです。本当に小さいので、洞穴にいた赤ちゃんペンギンも本当は大人だったのかもしれません。
水族館で見るような派手(?)なペンギンではなく、とっても地味がペンギンです。
ニュージーランドのオタゴ半島:イエロー・アイド・ペンギン
ニュージーランドの南島にあるダニーデンという街の郊外に、「ペンギンプレイス」というペンギンを観察できる施設があるのです。
大学4年生の卒業旅行にニュージーランドを列車で縦断しました。ダニーデンのB&Bに2泊したのですが、2泊目の朝食のとき、老齢のドイツ人のご夫婦に話しかけられました。
「今日、ペンギンとアルバトロス(あほうどり)を見に行くんだけど、一緒に行かないかい?」と。
急なお誘いだったのですが、見るからに良い人そうなご夫婦で、一緒に連れて行ってもらうことに。
ペンギンプレイスでは、お母さんペンギンが海にエサを取りに行く間、浜辺でお母さんペンギンの帰りを待つ子どものペンギンを観察できます。
ほとんど身動きもせず、じっと海を見つめてお母さんペンギンの帰りも待つ子供のペンギン。
ただ、じっと立って待っているんです。
その姿を観光客は少し離れた小屋の中から見るのです。
お母さんペンギンの帰りを待つ姿は、哀愁漂う雰囲気で、10年以上経った今でもときどき思い出すことがあります。
次回は私の子供達を連れていって、母を待つ子供の姿を見せてあげたいですね。
ニュージーランドにはたくさんの種類のペンギンがいるんです
ところで、世界中に18種類(数え方によっては17種類とか、19種類になるようですが)いるペンギンのうち、8種類はニュージーランドにいるそうです。
ペンギン好きにはたまらない国ですよね。
野生のペンギン以外にも、オークランドにある水族館、ケリータールトンズでは、たくさんのペンギンの姿を観察することができますよ。
南アフリカ共和国のペンギン
南アフリカ共和国のケープタウンでは、ビーチで野生のペンギンに出会えるそうです。
ボルダーズビーチという場所に「ケープタウンペンギン」がたくさんいるそうです。
知り合いの方で南アフリカに毎年行く人がいるのですが、普通に泳ぐこともできるビーチだそうで、ペンギンのいる場所で海水浴なんて面白いですよね?
最も赤道に近い場所にいるペンギン
ペンギンは南半球にしかおらず、大体南極に近い場所にいるようですが、最も赤道に近い場所にいるのがガラパゴスペンギンだそうです。
ほぼ赤道直下ですよ!
ガラパゴスって、ここでしか会えない動物の宝庫なので一度行ってみたいですね。
ペンギンはかつては飛べたの?
ペンギンは鳥なのに飛べないの?という疑問に答えてくれる面白いサイトを見つけました。
かつてはやはり飛んでいたそうですね。
現在でも飛ぶ姿が見られるそうです。その答えはペンギンの達人の「やっぱりペンギンは飛んでいる」のページに書かれています。
このページの3つ目の答えが面白くて私のツボにはまりました。
あ〜、ペンギンに会いたくなってきました。