ニュージーランド ワイナリー巡り(1)行き先はホークスベイに決定!
ニュージーランド ワイナリー巡り(2)ネイピア到着
の続きです。
今回は、ホークスベイのワイナリー、ワイナリーレストラン、レストラン情報、動物園について。
ワイナリー訪問2軒目 Craggy Range
さて、無事に到着し、天気も最高のホークスベイ。
到着日の夕食は、Craggy Range ワイナリー併設のレストラン「TERROIR」を予約してありました。
HPを見て以来、「絶対このレストランに行きたい!」と、ホークスベイに来ることを決定したほど、楽しみにしていたレストランです。
冬期間(3月下旬から10月末まで)は、ランチは水曜〜日曜、ディナーは水曜から土曜しか営業していないとのこと。
私たちは土曜日にホークスベイに到着し、火曜日にオークランドへ出発するため、到着したその日に訪れるしか予定が合わなかったのです。(本当は、ロングフライトの後の夕食は予定を入れずに体調を見て流動的にしたいところなのですが)
このレストランは、2009年にNZのベストワイナリーレストランを受賞したそうです。
ワイナリーの敷地内には、オリーブ、レタス、オレンジなど彩りのよい野菜やフルーツが
いっぱい育てられていて、レストランの食材にもなっています。
敷地、建物、景色、どれもナパバレーに引けを取らないくらい素晴らしい、と夫とAさんは言っていました。
夜はさすがにだいぶ冷え込むのですが、レストランの大きな暖炉の側に席を用意してくれました。
HPのメニューを日本でじっくり読んで頼むものまでイメージして来ました。
今となっては何を頼んだのかそう詳しくは覚えてないのですが、とにかく最初のトマトのスープが美味しかった!
長旅の後は、こういう酸味のあるスープを身体が求めている気がします。身体も芯から温まりました。
味は、東京やパリで食べる繊細なフレンチとは違いますが、食材の味がどーんと前に出ているような、とてもニュージーランドらしいフレンチの味です。
他にはラムシャンクやサーモンソテーなどを食べた(はず)。
ワインは、テイスティングサイズという50mlサイズのメニューが用意されていて、1杯3〜5ドル(200〜350円)と、リーズナブルな値段でたくさんの種類のワインを飲むことができます。このシステムは良いですね。
Aさんはここぞとばかりに相当な種類を注文して飲んでいました。そしてこのワイナリーはシラーが気に入ったようです。
ところで、Craggy Rangeには宿泊施設があるのです。(Accommodation情報はこちら)
当初、こちらのコテージに泊まろうと思っていたのですが、値段と広さの兼ね合いでMillar Roadにしたという訳です。
ただ、訪問者全員が思いっきりワインを飲みたいなら、ワイナリー併設の宿泊施設に泊まるのは良い選択ですよね。飲んだあとすぐにベッドに戻れるのですから。
シャワーのお湯が出なくなる問題
さて、その日の夜、長旅のあとは熱いお風呂に入るのが一番!ということで、大きなバスタブにお湯をためていたところ、「あれ!おかしい!」途中から冷たい水しか出ません。
と同じ頃、Aさんから電話が。「シャワー浴びていたんだけど、途中から冷たい水しかでないんだよ!」とのこと!
そのとき、私はふと思い出しました。ニュージーランドにホームステイした時最初に言われた言葉を。
「シャワーは5分以内にしてね。そうしないとタンクに温めたお湯がなくなって次の人が困るから」と。
こちらはホテルとはいえ、もしかしたらよくあるニュージーランドの給湯システムを使っているのではないか?それで一定の時間内に温められるお湯の量が決まっていて、今回は2軒ともそれを使い果たしてしまったのでは?
オーナーに電話してみようとしたのですが、夜遅かったのでサービス時間外で電話がつながらず。
朝になったらお湯が使えると思う、とAさんには伝え、夫と子供達はバスタブにためたお湯でお風呂に入ることにしました。
いやいや、バスタブいっぱいにお湯をためられないシステムってどうなの?と思いますが、きっとそういうものなんでしょう。
(*こんなことを書いているたった今、自宅の給湯器が故障し、お湯が出なくなりました!何かの呪いでしょうか?)
Day2 ファーマーズマーケット
ホークスベイ二日目は日曜日。
日曜日の午前中のみ開催されるホークスベイ・ファーマーズマーケットに行く計画です。
その前に、私は前日お風呂に入れなかったので、シャワーを浴びることに。
とても暖かいお湯が、十分な水量で出てきます。
しかも、バスルームには床暖房があることを発見!これは快適です。
しかもこの床暖房は太陽光発電でまかなっているとのこと!素晴らしいです。
ファーマーズマーケットの開催場所は、ヘイスティングスという街で、車で20分ほど。
車から眺める景色は、どこを見ても「ザ・ニュージーランド」という緑の景色。天気も良いのでドライブだけでも楽しいです。
ファーマーズマーケットは、体育館のような場所で、屋内で開催されていました。
新鮮な野菜や果物、ワイン、チーズ、オリーブオイル、ジャム、パンなどあらゆる食品が並んでいます。NZはオーガニック食品が多く、食べ物に対する意識が高いのです。
規模も程よい大きさで、ちょっと見るにはちょうどいいです。
見ていると、「ちょっと食べてみない?」とすぐに声が掛かります。
フルーツで作ったビネガーを試飲し、購入しました。
オリーブオイルも、ジャムもパンもどれも美味しくって買ってしまいたくなります。
入口付近にあったフルーツジューススタンドでフレッシュジュースを購入しました。
旅行中はビタミン不足になるので、フレッシュジュースはありがたいです。
Day2 ワイナリー訪問3軒目 Mission Estate
次は3軒目となるワイナリー「Mission Estate」を訪問しました。
Mission Estateは、1851年創業、ニュージーランド最古のワイナリーだそうです。
施設はなかなか立派です。
テイスティングカウンターのおばさんはとてもフレンドリーで、子供にはクッキーをくれました。いろいろな雑談をしながら、ゆっくりと、白ワインから赤ワインまで全部で7種類のワインを試飲させてくれます。しかもテイスティングは無料です。
テイスティングといっても、結構な量を注いでくれるので、とても最後の種類まで飲めそうにありません。(結局、最後まで全種類飲んでいたのはAさんだけでした。)
Mission Estateのワインは多分大手スーパーなどにも多く卸されているのでしょう。価格も手頃で、一般消費向けといった味です。
3人でテイスティングしたので、雰囲気的に、何も購入しないというわけにもいきません。価格も安いので、私も1本、Aさんも1本購入しました。
テイスティングしている間、夫と息子は施設内を散策したり、お庭で走って遊んだりしていたようです。敷地が広いので子供も楽しいようです。(シーズンオフでお客さんが少ないからさらに良いのです。)
ぶどう畑の景色も素敵でした。羊がいい感じ。
Day2 ワイナリー訪問4軒目&ランチ Black Barn Vineyards
Blach Barn Vinyardsは、世界で最も訪れたいワイナリートップ10に選ばれたワイナリーで、アートギャラリー、野外コンサートホール、マーケットや宿泊用の豪華コテージまでも併設しているんです。
テイスティングカウンターで試飲した後、併設のレストランでランチを食べることに。
ここのワイナリーは、樽仕込みのシャルドネが評判良く、ランチでもそれを頼みました。
ワイナリーもレストランもとにかくお洒落で、「ここはどこの国?」と思わずにいられません。
このBlack Barnには、17個のバケーションレンタル(戸建の貸別荘)があるのですが、大きなプールが付いていたり、リビングのような屋外テラスがあったりと、そのどれもが豪邸なんです。1泊700ドル〜2,000ドル。
いつかプール付きのバケーションレンタルに泊まってみたいな。
結婚式もできるようなので、海外ウェディングにもいいですよね。親族全員で泊まれる豪邸もありますし。それから新婚旅行にも。
Day2 Hawkes Bay Farmyard Zoo
さて、ホークスベイ2日目、ワイナリーを2軒巡ったところで、Aさん夫妻から、「次は子供達も楽しめる場所に行きませんか?」と優しい言葉をいただきました。
ということで、子供も大人も楽しめる動物園へ!
動物園といっても、ゾウやキリンがいる大型動物園ではなく、Hawkes Bay Farmyard Zoo(ホークスベイ・ファームヤード・ズー)という小動物にエサをあげて楽しむタイプの動物園です。
受付で、大人10ドル、子供7ドルを支払い、トウモロコシのエサを1つ3ドルで購入します。
順路に従い、歩いていくと、簡単な柵の向こうに、山羊、羊、鹿、アルパカ、鴨、鶏、クジャクなどなど様々な動物がいて、エサをねだるんです。
鶏は柵のない場所を自由に歩いているので、一度エサをあげると、ずっと跡をついてくるのです。まるでブレーメンの音楽隊にでもなった気分。
息子は「自分が一番人気者になれた!」とそれは上機嫌。
こちらの施設は予約しておけば乗馬もできるそうです。それから、HPによると、最近トーマスの顔が付いたミニ電車が運行しているようで、これは子供は絶対楽しいはず。
他にもバースデイパーティーもできるらしいので、次回行くとしたら、誰かのサプライズパーティーを開いてみたいところです。
Day2 ディナー at ホテル
せっかく設備の整ったキッチンのあるホテルなので、夕食は部屋で食べることに。
町の中心部にあるスーパー(ニュー・ワールド)で食材を買い込みます。
スーパーに行くとその国やその土地の食習慣が分かるので、食材の買い出しは楽しみの一つです。
この日のメニューは、サラダ、魚貝のソテー、ビーフステーキ、オニオンソテー、ローストチキン、サラミ・ハム盛り合わせ、チーズ、スープなどで、Aさんご夫妻が、ほとんどの夕食の準備をしてくださいました。
ホークスベイのワイナリーでは試飲はたいてい無料で、何杯も試飲させてもらえるのですが、一応テイスティングすると少なくともボトル1本は購入するので、食卓には数本のワインが並ぶことになります。
その日の出来事やワイナリーの印象などを話しながら、1本1本飲んでいきます。
この夕食では、宿泊しているコテージのワイナリーで作られたワイン、「The Super Naturalty」を飲んでみました。チェックイン時に各コテージに1本プレゼントされます。
このワインの美味しいこと!素晴らしい味でした。(表現する能力が乏しくてすみません。。)
さて、翌日もホークスベイのワイナリー巡りです。
続きます。