観光と併せて行きたい!海外スキーリゾート (1) ヨーロッパ編

スポンサーリンク

憧れの海外スキー。

海外にスキー(スノーボード)に行く!とってもハードルが高いイメージです。

ものすごくスキー(スノーボード)が好きな人、上手な人だけの世界のようなイメージです。

ですが、観光も兼ねて行くことを考えたら結構惹かれるんです、海外スキー。

その国の人たちのスキーリゾートの楽しみ方を知ることができるし、周辺を観光することもできる。

しかも、冬のヨーロッパ行きの航空券は安いんです!

家族旅行にもいいんじゃないでしょうか。日中はスキー、ホテルでプール、たまに観光、と一か所滞在でみんな満足できます。

ヨーロッパのメジャースキー場と観光スポット

海外のスキー場がある主な国とシーズンについてまとめてみました。

まずはヨーロッパ編です。ちなみに、私が気になるのはアンドラ公国とスロベニアです。

◆フランス◆

【代表的なリゾート】シャモニー

ヨーロッパの最高峰モン・ブラン(標高4810.4メートル)の麓にあるリゾート地。

大きく分けて5つのスキーエリアがある。

1924年開催の第1回冬季オリンピック大会会場。最寄りの国際空港はスイスのジュネーブ、パリから列車でもアクセス可能。

フランス・スイス・イタリア3か国の国境に接しているため、複数の国にまたがってスキーを楽しむことができます。

ヨーロッパスキーの代表のような場所です。

フランス観光や、スイス・イタリアのどこかとセットで訪れるのもアリですね。

◆スイス◆

【代表的なリゾート】ツェルマット

ツェルマットはマッターホルンの麓、標高1,620mに位置する村で、

マッターホルンをはじめとする4000m級の名峰を眺められる絶景スキーエリア。

ツェルマットからゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぎマッターホルン・グレーシャー・パラダイス(3883m)へ行くと、富士山より高い場所からスタートし、スイスとイタリアの国境を目指すことができます。

ガソリン車乗入禁止のため、馬車や電気自動車が行き交います。

日本語のHPはこちら

アクセス:チューリッヒまたはジュネーブから列車で3.5時間、ミラノから列車で4時間。

◆オーストリア◆

【代表的なリゾート】アールベルク

アルペンスキーの発祥の地。スキー総距離305km、87のロープウェー、リフトを備えるオーストリアで最大、世界でもベスト5に入る大スキーエリア。

サンクト・アントン、サンクト・クリフトフ、シュトゥーベン、ツュルス、レッヒ、オーバーレッヒ、シュレッケン、ヴァルトに広がる広大なスキー場。

*2016年12月に、新しいロープウェー、フレクセンバーンの建設が完成し、アールベルクはオーストリアで最大のスキーエリアとなったそうです!

オーストリアのスキー場は他の欧州のスキーエリアと比較して、日本から比較的アクセスしやすいのがメリット。

例えば、サンクトアントンへはチューリッヒから直通列車で約2時間20分。オーストリアのインスブルック空港から約100キロ。

ヨーロッパでの飛行機乗り継ぎ都市との滞在をセットにして訪れるが良さそうですね。

◆イタリア◆

【代表的なリゾート】
ドロミテ

世界遺産にも指定されるドロミテ山塊の絶景を楽しめる、コース総滑走距離が1200kmの広大なスキーエリア。

ドロミテの中心的な街はコルティナ・ダンペッツォで、イタリア屈指の高級リゾートです。
1956年には冬季オリンピックが開催され、トニー・ザイラーがアルペン3冠を獲得したため、日本人の年配の方には有名なのでは?

アクセス:ベネチアから高速バスで約2時間。

ベネチア観光とセットで訪れるのもいいですね。

◆スペイン◆

スペインでスキーなんて意外なイメージかもしれませんが、フランスとスペインの国境に位置するピレネー山脈にはたくさんのスキーリゾートがあります。

【代表的なリゾート】バケイラ・ベレット

スペインで最大のスキーリゾートの1つで、ピレネーの雄大な景色を楽しめる。スペイン王室がほぼ毎年冬に訪れているそうです。4つ星や5つ星といった高級ホテルも多数。

アクセス:レンタカー以外だとアクセスが結構面倒なようです。フランスのトゥールーズやカルカソンヌからバスで2時間半程度。

バスク地方のサンセバスチャンからも約300キロなので、レンタカーならバスクの美食レストランとセットで訪れるのもありでしょう。

◆アンドラ◆

アンドラはフランスとスペインに挟まれた人口約8万人の小さな国です。

面積は東京23区の約3/2ほどしかありません。

アンドラはピレネー山脈の険しい場所にあり、空港のない国なので、アクセスはスペインのバルセロナからバス(約3時間)か、フランスのトゥールーズからバス(約3時間半)で行くしかありません。

峠道をクネクネ行くためバスに酔う人は酔い止め必須の道中だそうです。

そんなアンドラですが、冬はスキーリゾートとして欧州人に大人気。

ちなみに、周辺の国では日本の消費税にあたる付加価値税が約20%なのに対して、アンドラは4.5%なので、買物天国でもあります。

サウナやスパが付いたホテルが多く、家族連れにもおすすめのアンドラです。

4泊6日の日本からの旅行でも、スペインのバルセロナに1泊してサグラダファミリア周辺を観光し、それからアンドラに2泊してスキーを楽しんで、帰りはフランスのトゥールーズから帰ってくるなんてのもいいですね。トゥールーズにはエアバスの本社があり、飛行機工場見学ができますよ!

◆スウェーデン◆

【代表的なリゾート】オーレ

スウェーデンからはスキーの世界チャンピオンが多数誕生していることからもわかるように、スウェーデン人はスキー好きのようで、シーズンの何カ月も前からスキーリゾートが満室になることもあるそうです。

オリンピックの開催地候補に6回選ばれている「オーレ」は、スウェーデンの中部にあります。

リフトが46本、上級者コース5本と未整備コース11本を含むスロープが108本あり、アフタースキーを夜明けまで楽しるそうです。

雪で造ったイグルーにも泊まることができます。

アクセス:オーレ・エステルスンド空港からバスで約1時間。

◆フィンランド◆

フィンランドには大きな山はありませんが、100以上のスキーリゾートがあります。

早いところでは10月の初めから、遅くて5月までスキーが楽しめます。

ラップランドでは、日中はスキー、夜はオーロラ鑑賞と一度に二度おいしい旅が可能です。

【代表的なリゾート】レヴィ

毎年ワールドカップが開催される設備の整ったスキーリゾート。ガラスのイグルーに滞在すると、うたた寝しながら快適にオローラの出現を待つことできます。(ガラスイグルー:ゴールデンクラウンについてはこちら

アクセス:キッティラ空港からはバスで約15分。ロヴァニエミから約2時間40分。

◆スロベニア◆

スロベニアは旧ユーゴスラビアから分離して独立した国で、EU加盟国です。通貨もユーロです。

場所は、オーストリアの真下でイタリアの右隣です。

ユーロを使っていることもあり、東欧の中では物価が高いほうですが、北欧やスイス・フランスといった他国のスキーリゾートよりもかなり物価(ホテル・食費)が安いのが魅力。

自然豊かでゆったりとした治安の良い国なので、家族連れに良さそう。

スキーでは高梨沙羅選手が合宿をしていることでも有名ですね。

【代表的なリゾート】クランスカ・ゴーラ

オーストリアとイタリアの国境近くにあるスキーリゾートで、クロスカントリーやスノーボーダーにも人気のスキーリゾート。

家族向けの施設も多く、ホテルにはサウナやプール併設のところも。

アクセス:スロベニアの首都リュブリャナからバスで1時間弱。

クランスカ・ゴーラの良いところは、日本から行きやすいことです。スターアライアンス系だと(全日空またはルフトハンザ航空)、羽田→フランクフルトが12時間のフライト、フランクフルトから1時間のフライトでリュブリャナ着。空港からバスで1時間弱でスキーエリアに到着です。

ワンワールド系だとパリ乗り換えでほぼ同様のスケジュール。

クランスカ・ゴーラは、オーストリアのVillach(フィラッハ)駅からも、イタリアTarvisio(タルヴィージオ)駅からも約20キロなので、タクシーでも行けますし、クランスカ・ゴーラに滞在して、今日はイタリア、明日はオーストリアと遊びに行けるんです!

陸続きの国境のない日本人にとっては面白い場所ですね。

◆ブルガリア◆

2007年にEUに加盟してから観光地として人気が出てきているブルガリアには、東欧で一番と言われている人気のスキーリゾートがあります。

温泉もたくさんあるので、日本人には魅力的なスキーエリアではないでしょうか。

【代表的なリゾート】バンスコ

バンスコは、旧市街の景色が美しいことで有名なので、観光&スキーで訪れるにはもってこいのエリア。

アクセス:ソフィアから約160キロ、バスで約3時間。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です