海外旅行中にケガをしたり、病気になったらどうしましょう。
多少なら、帰国するまで我慢することでしょう。
でも、どーしても我慢できない!死ぬかもしれない!となれば、病院に駆け込むしかないですよね。
異国の地で、そんな急病になったらどこの病院に行っていいかもわからないし、とりあえず救急車を呼ぶこともあるかもしれません。
アメリカの救急車は有料です!
そんな場合に知っておきたいのは、救急車が無料ではない国が多いということです。
例えば、アメリカでは、救急車は有料で、都市によって料金が違うようですが、大体300ドル〜500ドル程度のようです。
さらに、救急車の中で応急手当を受けると別途医療費がかかります。もちろん、病院についてからの診察も有料です。
アメリカで盲腸になるとクレジットカード付帯の海外旅行保険では足りない?!
例えば、アメリカで盲腸の手術をして病院に2泊した場合の医療費は200万円以上かかるようです。病室が高額なところだったり、いろいろな場合があり、500万かかってもおかしくないそうです。
クレジットカード付帯の海外旅行保険をあてにしている方は、医療費がいくらまでカバーされるか確認しておいたほうがいいですね。
治療費が100万円までというものも多いようなので、これだと、アメリカで病気になるとあっというまに足りなくなりそうです。
AIU保険のHPで各国の盲腸手術の総費用の例が出ているページがありますので、チェックしてみるといいですよ。アメリカが断トツ高いようです。
ハワイに行くときにも要注意ですね。
救急車が有料な国は?
アメリカ以外に救急車が有料な国の例です。
- カナダ :6万円程度
- オーストラリア :5〜9万円程度
- ニュージーランド:5万円程度
- ロシア :1〜2万円程度
- タイ :3〜7千円程度
- オーストリア :2万円程度
- 中国 :5千円程度
カナダやオーストラリア、ニュージーランドも結構高額ですね。気をつけなくては。
イギリスは無料のようです。ちなみにイギリスで救急車を呼ぶときは、番号は「999」です。
オーストラリアでは「000」です。
ニュージーランドでは旅行者もケガの医療費は政府機関が補償してくれる!
ニュージーランドには旅行者にも嬉しい仕組みがあり、ケガの医療費はACCという政府機関が医療費をカバーしてくれるのです。
交通事故によるケガはもちろん、階段で転んだ、転んでねんざした、という場合もカバーされます。これは助かりますね。
ただ、病気の場合はカバーされないので、海外旅行保険は必要ですが。
まとめ
医療費は国によってかなり違ってくるので、海外旅行の際は、保険でカバーされる医療費の上限をチェックしてみるといいですね。
アメリカはとにかく医療費が高額なので、ハワイを含むアメリカに旅行する場合は、要チェックです!!