冬の網走監獄と濤沸湖の白鳥、おまけの釧網線とワカサギ釣り

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遅くなりしたが今年もよろしくお願いします。

2018年はおみくじでは旅行はあまり良くないと書かれてしましたが、機会がある限り旅行に出かけたいです。

希望としては、春に国内旅行、夏にヨーロッパに行きたいところです。

さて、年明けは北海道オホーツクの実家に滞在し、北見(元端野町)のノーザンアークスキー場に通って連日スキーを楽しみました。

冬の網走監獄!

それから、ちょっと足を延ばして、オホーツク出身なのに人生初の網走監獄に行ってきました!

冬の網走監獄は本当に寒いので、着込んで行ったほうがいいです。ですが、囚人達の苦労が想像できるので、冬に行くのはオススメです。

建物の中なのに、気温がマイナスなんですから!

オホーツクってどこ?

さて、私はオホーツク出身なのに、網走監獄に行ったことがなかったんです。

多分、小学校の見学旅行で行くはずだったんですが、風邪か何かで休んだんでしょうね。

対して、夫は東京産まれ、神奈川育ちですが、2回も網走監獄に行ったことがあるそうで、今回が3度目の訪問になりました。

話は変わりますが、「オホーツク」って何?どこ?って思いますよね??

英語表記だと「Okhotsk」になります。『k』が余分な感じがしますが、ロシア語なんでしょうねきっと。

オホーツク地方というと、北海道で網走エリアのことを言います。北海道は広すぎるので行政の管轄を14の支庁に分けているのですが、2010年から網走支庁に変わって、正式に「オホーツク総合振興局」という名称になりました。

正式なんですよ!すごいですね。

*画像はオホーツク振興局のホーームページからお借りしました。

で、オホーツク総合振興局の自治体は18あって以下の市町村です。
1.北見市 / 2. 網走市 / 3. 紋別市 / 4. 大空町 / 5. 美幌町 / 6. 津別町 / 7. 斜里町 / 8. 清里町 / 9. 小清水町 / 10. 訓子府町 / 11. 置戸町 / 12. 佐呂間町 / 13. 遠軽町 / 14. 湧別町/ 15. 滝上町 / 16. 興部町 / 17. 西興部村 / 18. 雄武町

最近、オホーツク出身だという話をしていたら、相手の人が私をロシア人だと思っていたということがありました・・・。

人生初の網走監獄へ!

最近6歳の娘が、なぜか「8時だよ!全員集合」のDVDにはまっていて、コントによく牢屋とか出てくるじゃないですか。それで、「牢屋ってどんなところなんだろうね?」と聞いてきました。

そういえば、私も行ったことないし、お正月にノーザンアークにスキーしに行くついでに網走監獄に行ってみようかなーと思ったのがきっかけです。

ところで「網走刑務所」は現在の刑務所ですので、ナビに設定するときには「網走監獄」と入れないといけません。現在の網走刑務所に行っても中には入れませんよ!

博物館 網走監獄

ホームページを見てみると、建物が広い敷地に混在しているので、冬に行くのはなんだか寒そうです。そもそも北海道の人は冬になると、雪かき(北海道では雪はねと言う)以外で屋外に出ないんですけどね。

そんなわけでスキーウェアを子どもには着せて行きました。

これが大正解!

牢屋の一番メインの「舎房及び中央見張所」は、屋内なのに、温度計がマイナス2度でした!

冬に網走監獄に行かれる方は、スキーウェア、帽子、手袋は必須ですよ!

監獄内は、

  • 庁舎(移築復原)
  • 五翼放射状官舎(移築復原)
  • 休泊所(再現構築)
  • 味噌醤油蔵(再現構築)
  • 耕耘庫(再現構築)
  • 旧網走刑務所二見ヶ岡農場(移築復原)
  • 漬物庫(再現構築)
  • 浴場(再現構築)
  • 独立型独居房(再現構築)
  • 煉瓦造り独居房(移築復原)
  • 高見張り(再現構築)

などなどたくさんの建物から成っています。全部見ると結構時間がかかります。冬は寒くて外の建物は全部見られません。

監獄歴史館という、冷暖房完備の建物があって、結構面白いので、ここを挟んで他の建物を見学すると良いと思います。(ここ以外にも暖房の効いている建物はありますが、長居するほどの場所ではなかったので・・・)

メインの舎房及び中央見張所には、雑居房や独居房があり、中には蝋人形がいたりして昔の様子がわかります。

ちょうど雑居房を見ていたときに、近くにいたグループの1人の男の人が、

「俺が最初に入った刑務所もこのタイプの部屋だったな。」と話しているじゃないですか!!

え?この人刑務所に入ってたことあるの??

しかも「最初に」って、一度じゃないってこと??

と驚いてしまいました。。家族連れだったんですがね。

確かに、そのスジの方に見えなくもなくて・・・。

網走刑務所って、そういう方も懐かしい気持ちで来ることがあるんですね。。確かに、日本で唯一の刑務所の博物館ですからね。

浴場には、入れ墨をほどこした人形がずらっと。

この入れ墨、「くりからもんもん」って言うらしいです。説明が書かれていました。

脱獄の名人の人形がこんなところに!

思ったより子どもも楽しめたようです。

釧網本線の列車に遭遇

さて、網走監獄を後にし、まだ時間もあるので、濤沸湖(とうふつこ)に白鳥を見に行くことにしました。

網走監獄から車で30分くらいでしょうか。

と、網走駅を超えて海沿いに出ると、珍しく列車に遭遇!

JR釧網本線の釧路行きです。

本当に珍しいんですよ、だって、釧路行きは1日に7本しかないんです。

朝6時代に1本、その後10時代までなく、さらにその後は15時代、16時代、19時代、20時代、22時代です。

ということは、日中だと10時代と15時代の2本しか走っていない列車に遭遇したのは本当にラッキーです。

オホーツク沿岸を走る1両編成のこの列車(1両だと列車って感じじゃないですが)、とても絵になる雰囲気でした。

北浜駅手前で。

このあたり、流氷の季節だと流氷バックに迫力ある景色になりますよ~。

北浜駅は停車場という有名な喫茶店があるので、今度行ってみたいと思っています。

追い越したくなくてノロノロ走っていたのですが、列車が駅に停止して、ついに追い越してしまいました。

濤沸湖には白鳥やワシやタンチョウヅルが!

濤沸湖も実は私、人生初でした。

行ってみたいなと思いつつ、なぜか機会がなかったんですね。

事前に、濤沸湖水鳥・湿地センターに電話して、どんな鳥が見られるか聞いてみたのですが、

白鳥やワシやカモはたくさんいるし、朝はタンチョウヅルのつがいもいましたと丁寧に教えていただきました。

駐車場からすぐに場所にさっそくこんなにたくさんの白鳥がお出迎え。

グレーの白鳥は子どものようです。

白鳥は、夫婦で一生添い遂げるそうで、大抵、夫婦が子どもを見守りつつ家族単位で行動しているそうですよ。

白鳥って渡り鳥なんですが、ロシアから4000キロも旅してくるんですね。

オホーツクに住む母が、冬の夜中、空を飛んでいる白鳥の鳴き声で目が覚めると言っていたんです。

「コォ~、コォ~」と言う鳴き声で、どうやら仲間に居場所を知らせているのではないか?と。

この後、白鳥のこの本を買ったんですが、とても分かりやすく書いてあって、こども向けの本ですが、大人にもオススメです!


夕陽も綺麗でした。

濤沸湖水鳥・湿地センター内には、双眼鏡や望遠鏡が用意してあり、職員の方に尋ねると、遠くの鳥に焦点をあててみさせてくださったりとても親切にしていただきました。

子ども向けのクイズや塗り絵、展示物も豊富でゆっくりできる素敵な場所でした!

ワカサギ釣り

おまけの情報ですが、冬のオホーツクはワカサギ釣りが盛んです。

網走近郊でも観光客向けに送迎してくれるとこともあるようです。

行きにのぞいてみたのですが凍った川の上で皆さん、入れ食い状態でワカサギを釣っていました!ただ、あまりの寒さにエサを触ったりするのが辛そうでしたが・・・。

これだけ釣れると楽しいだろうなーと思いました。

凍った川だとどこでも出来そうですが、トイレが近くにないと困るので、大抵、地元の方もそういうところへ行って釣りをしているようです。

と、冬のオホーツク観光もなかなか楽しいと思います!

ただ、あまりに寒いので、こういうズボンを一つ持っていると大分観光も楽しめると思います。

冬のヨーロッパ観光もこれくらい防寒が必要ですよね。モンベルオススメです。

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