乳幼児を連れて旅行するときの飛行機対策について考えてみました。
機内に持ち込み荷物や、座席、飛行機に乗る前にすることetc.
子連れ飛行機対策
国内旅行、海外旅行、帰省のためなど、乳幼児を連れて飛行機に乗らなくてはいけないこともありますよね。
そんなとき、ちょっとした工夫や準備で子供の様子も違ってくるような気がします。
我が家の子供は旅行や私の北海道の実家への帰省など、飛行機にはかなりの回数乗っているほうだと思います。この間数えてみたら、7歳の息子は、今まで40フライト以上は乗っているようです。
初めての子連れフライトは息子が生後3ヶ月のときでした。私の姉の結納のために、北海道に帰省するときのことです。
かなり不安でしたが、行きも帰りも離陸と同時にお昼寝してくれて、着陸と同時に目覚めるという最高に良いタイミングで過ごしてくれました。
飛行機の座席
子供と機内で快適に過ごすには、機内の座席(配置)がかなり重要だと思っています。
例えば、家族4人で旅行する場合、座席が2名ずつに分かれてしまったら、小さい子供と一緒のほうの親が1人で面倒を見ることになってしまうので、かなり大変ですよね。
機体の座席が3-4-3の配置であれば、窓はないけど、真ん中の4名席に並んで座れるようにしてもらったほうが絶対楽です。
小さい機体で3-3の配置のときはどうしましょうか。これが結構困るのですが、前後2名ずつにするか、通路を挟んで4名並んで取るかですね。
それから、座る場所ですが、バシネットを付けられる月齢で、取り付け可能な機体であれば、バシネット用の席となりますが、そうでない場合は、私は一番後ろの座席を指定することが多いです。
満席の時以外、一番後ろの座席は、子連れや客室乗務員用にブロックされていることが多いので、周りに空席があることが多いからです。
一番辛いのは、満席状態で、2名ずつに分かれてしまったときです。3名並びの席の端に知らない人が乗っていると、とにかく気を使うし、授乳が必要な場合には、ちょっと困りますよね。
ですので、出来ることならオンシーズンは避けたほうが良いと思います。(そうは言ってもお盆やお正月などどうしてもってこともあるんですよね)
飛行機搭乗前にすること
飛行機に乗るまでに大事なことは、昼寝の時間を調整することです。空港に行くまでの電車や車の中で眠ってしまって、飛行機の中で元気いっぱいになるとちょっと辛いものです。
子供のいつもの昼寝時間を考慮して、ちょうど離陸した頃に眠くなるように持っていければ万々歳。
そのために、眠そうな素振りをする子供に、あの手この手で眠気を覚まさせるように頑張ります。車なら、何度も窓を開けて新鮮な空気に入れ替えたり、話しかけたり、おもちゃを見せたり、歌を歌ったりです。
それから、空港にはかなり余裕を持って着くようにしています。
羽田空港では、セキュリティーチェックを受けてから、搭乗口の手前にキッズスペースがあるので、必ずそこで目一杯遊ばせるようにしています。そうしないと、空港までの移動と、機内とを、ずっと座っていることになってしまうので、欲求不満になってしまうからです。
キッズスペースで十分遊ばせて、搭乗前にオムツ替えやトイレを済ませます。
離陸体制の際の耳抜き対策
離陸時など機体の高度が変化するときに耳抜きが出来ないと大人だって辛いのですが、小さい子供だったら尚更痛くって、大泣きする原因になると思います。
機体の高度が変化している間は、乳児なら授乳かミルクかお茶を飲ませるようにしていました。
もう少し大きくなったら、飴やグミやキャラメルをあげます。
小学1年生の息子はもっぱらガムを噛んでいます。
着陸態勢のときも同様にします。これだけはしつこいくらいに気をつけています。
離陸時に飲み物や食べ物を食べさせていると、大体、我が家の子供は安定飛行に入った頃には眠っていることが多いです。
乱気流対策
安定飛行中はシートベルトをしていない方も多いかもしれませんが、乱気流の事故ってかなりの頻度で起こっている気がします。私も、一度ひどい乱気流で、飲み物を提供していたCAさんが天井にぶつかるのを見てしまったことがあります。ちょうど飲み物を受け取って飲んでいる最中の人が多かったので、天井にはたくさんの飲み物カップがぶつかって、その後天井からコーヒーやジュースなどいろいろな飲み物がポタポタ落ちてきて、それはすごい光景でした。
ですので、安定飛行だといっても、子供にもシートベルトは出来るだけはずさないように言ってあります。
小さいお子さんはそうは言っても、ずっとベルトしているのはいやがると思いますので、フライトベストをさせる手もあります。
機内持ち込みグッズ
海外旅行の場合には、ロストバゲージの可能性を考えて、私は2日くらい過ごせる程度の子供の必需品(着替えやオムツ)を機内に持ち込みます。これは万が一のための物なので、子供が座れるスーツケーツ、トランキに入れておいて、機内では収納戸棚にしまっておきます。
それ以外に、手荷物カバンには、おもちゃ、絵本、オムツや、おやつといったものを入れて、足下に置いておきます。
意外と盲点なのが、子連れの場合、大人の着替えも考えておいたほうがいいということ。一緒に座っていて、ジュースをこぼされたり、機内の揺れで吐いてしまったり、お漏らしで大人の衣類まで濡らしてしまったり、かなりの頻度で大人の着替えが必要な場面に遭遇します。
我が家はそういう場面を想定して、大人の着替えも機内に持ち込んでいます。家族旅行なら、夫婦で兼用出来るような衣類を持っていきます。それぞれ持つと荷物が増えすぎてしまうので。
機内に持ちこむおもちゃ(乳幼児)
2時間程度の国内線でも子供用のおもちゃ対策は結構重要です。長距離となれば尚更ですよね。いつもカバン一つはおもちゃや絵本だったりします。
生後数ヶ月〜1歳程度の子供なら、音が出ないおもちゃで目新しいものを幾つか用意しておきます。
最近だと、タブレットでの幼児用アプリも必須ですよね。音を出さなくても楽しめるアプリを用意しておくと良いと思います。
1歳半くらいからはシール遊びも出来るようになるので、小さい子でも取りやすい大きめのシールや、絵本、お絵描きセットなども。
2歳半くらいからは、付録がたくさんついた幼児雑誌を買うと時間が持ちます。
今、下の子が3歳なので、どういうものを持っていくかというと、
- 幼児雑誌
- 折り紙
- 小さい絵本
- スケッチブックとクーピーペンシルのお絵描きセット
- シールブック
- 着せ替えが出来るような人形セット(男の子ならミニカー)
- ipadにお絵描きアプリやお気に入りの動画を入れておく
など。それから100円ショップで目についたものを片っ端から2000円分くらい買っておきます。
機内に持ちこむおもちゃ(幼稚園〜小学校低学年)
7歳の息子は本さえあればいくらでもじっとしていられるのですが、最近はボードゲームを持ち込み、夫としていることもあります。(飛行機の中くらいしか、じっくり対戦してあげられる機会もないので)
マグネットになっているものだと、飛行機の中でも便利ですね。
それから、トランプなのですが、こんな風に、旅でよく使うフレーズが4カ国語で書かれたトランプがあると面白いですよ。
機内での授乳対策
乳児を連れている場合、機内での授乳はどうしても必要ですよね。授乳ケープは必須ですね。それから、授乳服です。前開きシャツでもいいですが、私は子供が小さいときは、楽天のミルクティーというお店の授乳服ワンピースを愛用していました。
可愛くて、着やすくて、お手頃価格でリゾートにも合うワンピースも多かったです。
ミルク派の場合には、使い捨て哺乳瓶がオススメです。全部使い捨てにする必要はないですが、機内などで、幾つか持っているだけで本当に便利です。
暖かい国では雑菌も気になりますし、子供の免疫力も低下しているかもしれないので、哺乳瓶の消毒には気を使いたいです。
タヒチに行ったとき には、この使い捨て哺乳瓶を30個持っていきました。