一人旅の安全対策

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1人旅の安全対策について考えてみました。

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幸運なことに、過去の一人旅で危ない目にあったり、物を盗まれたりしたことは一度もありません。

ただ運が良かったとも言えますが、自分なりにいろいろ対策をしていたつもりです。

ホテル・夜間の対策

例えば、ホテルの部屋で夜寝るときには、ドアの前に椅子や荷物を山積みにしておくようにしていました。もしホテルの従業員や不審者が、鍵を使ってドアを開けたときに、椅子や荷物にドアが当たるか人がつまずくか、いずれにせよ物音で人が部屋に入ろうとしていることに気づくはずです。数秒でもその不審者に対して身構えることができるれば、気づかないで寝ているのとは大違いです。

それから、少しでも暗くなったら一人で外を歩きませんでした。夕食はホテルの部屋で食べるか、かなり早めに食べるようにしていました。ちなみに、世界一周旅行のときにはこの習慣で段々食べられるとき食べておく、という食べ溜め生活が習慣になってしまい、帰国後に大変な事が起きました。(詳しいことはまたいつか書こうと思いますが、帰国後、食べ過ぎによる急性胃腸炎で救急車を呼ぶことに。。)

タクシー

また、向こうから声を掛けてくる人は疑ってかかる、くらいの気持ちでいたほうがいいです。他人を初めから疑ってばかりいると旅行も楽しくなくなってしまうかもしれませんが、タクシーにしても「乗らないかい?」と声を掛けてくる人は経験上ぼったくりが多いです。

タクシーについては、その国・都市のタクシー事情を事前に調べておいて、空港から市内までの相場くらいは知っておいたほうがいいです。正規のタクシーはどういう車か、白タクは多いか、など。乗ったらメーターがあるか確認して、メーターが無ければどういうシステムなのか走り出す前に尋ねたほうがいいです。都市によっては空港やホテルにいるタクシーはメーター制ではなく料金が固定という場合もあります。

メーターがあっても、細工をしてぼったくるタクシーもあります。スペインのマドリードに行ったとき、空港から市内までのタクシーでメーターに細工をしているタクシーに乗ってしまいました。タクシーの運転手が手でメーターを隠す仕草をすると、急に桁が変わるのです。そのときは、相場と比べて1.5倍くらいだったので、そのまま支払いましたが、2倍以上だったら断固抗議していたと思います。

アメリカのハリウッドでも、向こうから「タクシー探してるの?」と声をかけてきた車に乗ったら白タクだったことがありました。あとでどうも高い気がして調べてみたら分かったことだったのですが、それ以来、タクシーには十分すぎるほど注意しています。

服装

服装ですが、いかにも旅行者、バックパッカーという格好はせず、現地に住んでいそうな服装を目指したほうがいいと思います。スニーカーにバックパック、カメラといったいかにも旅行者風のスタイルだとスリに狙ってくださいと言っているようなものです。ホテルのレストランに行っても問題ない程度のキチンと見える格好をしていると、一人旅では少しは安全ですし、利点も多いと思います。(有名ホテルのロビーに行って休んだり、お手洗いを借りたりできますし)

例えば、洗える素材だけど、シワにならない素材のロングワンピースにカーディガンかジャケットなどでしょうか。

行動・ふるまい

あとは、行動としては、外で地図を広げない、財布を見せない、カバンは肌身離さず、チャック部分が背後に回らないように気をつける、むやみにキョロキョロしない、などでしょうか。

行き先がわからなくなったら、一旦どこかに座って調べるなど、立ったままキョロキョロしたり、地図を見たりしないほうがいいと思います。こういう行動は結構目立ちますから。

スリ・置き引き対策

飲食店ではカバンを膝の上に置くなど、体から離して置かないほうがいいです。

トイレではドアに荷物を掛けると外側から取られる可能性があるので、ドアには掛けず、どこか内側に置いておくようにしたほうがいいです。

また、ホテルの部屋を離れるときは貴重品は全部持っていくか、信用できそうならフロントに預けたほうがいいです。

現金かクレジットカードは、1箇所にまとめずに分散させておいたほうが安全ですし、もちろん必要以上の現金は持たないほうがいいです。

盗難対策

それから、盗難にあったときのためにクレジットカード会社の連絡先やパスポート情報は自宅にコピーを置いておくなど対策を考えておいたほうがいいでしょう。いつでも連絡が取れる人に教えておくというのもいいですし。

一人旅でお金もクレジットカードも全て盗まれてしまったら、現地に知り合いでもいない限り、その後の旅行を続けるのが難しいですよね。

一番大事なことは、何かあったときにどうしたらいいのか、誰にどう連絡を取ったらいいのか、考えておくことかもしれません。

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