世界一周旅行 イースター島旅行記

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私が1人で世界一周をしたのは今から14年も前になってしまったのですが、たまにふと、こんなところに行ったなとか、あそこに行きたかったのに行けなかったな、なんて思い出すことがあります。

年々記憶が薄れていくので、2度目の世界一周のため(?)にも、世界一周旅行で行ってみて良かった場所と、行ってみたい場所をまとめてみようと思います。

今回はまずイースター島についてです。

イースター島

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イースター島は、ずっと行ってみたかった場所です。

モアイ像が好きというのもありますが、離島や孤島が好きなんだと思います。こんなに大陸から離れた孤島で 、人々はどうやって暮らしているのだろうと地図を見ては不思議に思います。

チリ本土の海岸からは約3,800km、タヒチから約4,000km、人が住んでいる一番近い他の島から2,500kmも離れているんですから。

イースター島への経路

日本からイースター島に行くには、アメリカ経由でチリのサンティアゴへ行き、サンティアゴからイースター島へ飛ぶのが最も一般的だと思います。

または、航空券の価格が高くなりますが、日本からタヒチへ行き、タヒチ経由でイースター島へ行く方法もあります。タヒチ・イースター島間をマイルの特典航空券で入手できるならこの経路のほうが、体力的にもずっと楽ですね。

ただし、タヒチ・イースター島間の運行が週1便なので、イースター島に1週間滞在することになります。これがネックですね。イースター島は3、4泊程度で十分かなと思います。

アメリカ・チリ経由で行くとしても航空券は20~30万円はすることでしょう。

私が世界一周航空券を使って旅行したのは、イースター島に安く行けるからという理由もありました。(当時の場合ですが)私が買った世界一周航空券はオーストラリア発で18.5万円だったのですから。(以前のこちらの投稿に詳しく書いてあります。)

そんなわけで、イースター島に行きたい方で時間的に余裕があるなら、是非世界一周航空券を検討してみたら良いと思います。

話しは戻りまして、そんな訳で、私がイースター島を訪問したのは、世界一周旅行の終盤で6月の中旬でした。チリのサンティアゴからラン・チリ航空で約5時間半です。ラン・チリ航空は南米の航空会社だからとバカにしちゃいけません。毛布はアルパカでフカフカですし、機内食も、あれまぁ!かなり美味しかったです。ペーパー類などのデザインもお洒落で、なんだか(思ったより)洗練されていました。

このフライトのお客さんはほぼ全員イースーター島へ向かうのです。なんだか仲間意識が芽生えます。

当時、サンティアゴからイースター島は週2便しかなかったので、このフライトのお客さんはこの後3泊をずっと一緒に過ごすことになり、しかも、大抵の人が同じ島内観光に申し込んだので、大体の人の顔が分かるようになりました。

ホテルはたくさんありますが、レストランはそれほど多くないので、顔をあわせる機会も多いです。

イースター島の繁華街が本当に小さいので、すぐに誰がどこにいるのか分かるのです。

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上の写真は、イースター島唯一の繁華街ハンガロアの中心地。馬は島では便利な交通手段。

モアイ像

島内観光では、島中のモアイ像の名所を案内してもらいました。 一口にモアイと言っても、いろんな大きさ、形のモアイがあるんです。ラノ・ララクという場所には、造りかけで放置されている400体のモアイ像ありました。

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モアイ像の頭の上に乗っかっている帽子のようなものは「プカオ」というのですが、中には、巨大な大きさのプカオが放置されている場所がありました(下の写真)。

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ガイドの人は、「大き過ぎるプカオを作ってしまい、それに見合う大きさのモアイを運べなかった(作れなかった)のです。」なんて言ってました。

モアイのことは分かっていないことが多いので、多分本当かもしれません。

なんていうか、イースターは本当に不思議な空気が流れていて、その時間の流れ方が本当にゆっくりな感じなのです。細かいことを気にする必要なんてない、って気持ちになる場所なのです。

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↑プカオ(まげ)に、馬が体をこすりつけていました。かゆいのかな?

 イースター島のホテル

イースター島には数十軒のホテルがあるそうですが、超高級リゾートのようなホテルはありません。私が泊まったホテルは、Vai Moanaというホテルで、現在のホームページを見るとリニューアルされているようで当時とはかなり雰囲気が違いますが、かなり広い敷地に、バンガローのような独立建物がポツン、ポツンと建っているタイプのホテルでした。

建物の中には、簡単なキッチンと、バス・トイレがありました。部屋はとても清潔で、結構広くて、これまで滞在していた都市と比較すると宿泊料もリーズナブルで、とても居心地が良かった気がします。多分、宿泊料は1室1名で、1泊5~6千円程度だったと記憶しています。(現在の価格を見てみるとかなりお値段も高くなっているようです)

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こちらのホテルは家族経営でしたが、フロントの管理人さんが、ビックリするほどモアイ像にそっくりだったのです!目が大きくて、白目が大きくて、いつも無表情で。(左の写真のモアイそっくりでした)

ある夜8時前くらいだったでしょうか、急に風が強まり、スコールのような雨が降ってきました。その後、急に電気が消えたのです。あ、停電かな?と思いましたが、特にすることもないので、もう寝てしまおうかと思っていた瞬間に、誰かが部屋のドアをノックする音が聞こえます。

先ほども書きましたが、このホテルは広い敷地に独立した建物がポツン、ポツンと離れて建っているので、こんな嵐の暗闇の中に誰が?!とビックリしました。

恐る恐るドアを開けてみると、モアイ像そっくりの管理人さんがランタンを持って立っているのです。何気ない光景なんですが、管理人さんの顔が真下から照らされていて、しかも嵐なのに傘もささずに濡れていて、そして、その人はモアイ像そっくりなんです。この時は本当に本当にビックリしました。

何てことはなく、停電になったので、懐中電灯とランタン持って来ましたよってだけだったのですが。。

停電はその後30分くらいで終わって、自動的に電気がつきました。

あの夜の驚きは本当に忘れられないです。

イースター島のレストラン

ホテルには簡単な朝食が付いていましたが、昼・夜は外のレストランに食べにいく形式でした。イースター島の街の中心部(といっても本当に小さいです)には何件かレストランがありました。

いつも昼ご飯をたくさん食べて、夜はホテルの部屋のキッチンで簡単に作ったり、果物で済ませたりしていました。

ランチタイムは、レストランはどこも大盛況だった記憶があります。料理は、大きなチキンかビーフを単純にグリルしたものに、サラダやフライドポテトが付けられたものが主流でした。調理は単純だけど、どこで食べても結構美味しかったです。値段もすごいボリュームで1500円程度だったと思います。(現在の円安だと2000円くらいになるのかもしれません)

この時、同じ時期に、私と同年代の日本人の女性2人組の方がイースター島に滞在していたので、いつも一緒にランチを食べていました。私とは反対周りで世界一周を始めたばかりの方達だったので、チリのサンティアゴに戻った日は3人でホテルに一緒に泊まったりしました。その後どんな旅行をしたのでしょうか。今のようにFacebookがある時代なら、こうやって知り合った人のその後の旅行を見られるんですけどね。

そういえば、私がイースター島を訪れたとき、イースター島に最近住みはじめたという日本人がいました。その人は、馬を10万円で買ったんだと言っていました。(そう、イースター島では車もたくさん走ってはいますが、道路を普通に馬が歩いているのです。)

10万円でバイクを買うより、馬のほうがよっぽど便利なんだと。家の周りの草を食べてくれてガソリンは要らないし、酔っぱらっても家まで連れて帰ってくれるんだと言ってました。

イースーター島の不思議

イースーター島は、一見現代的な暮らしをしているように見えるのですが、話しを聞くと結構最近まで不思議な風習が残っているようでした。

オロンゴ岬というところに行ったとき、ガイドさんが生けにえの話しをしてくださいました。1900年代の始まりくらいまで、イースター島には生けにえの習慣があったのですよ、と。

ちょうどその話しを聞いたときに、足下に何かの歯や骨がいくつか落ちているのを一緒にいたグループの人が発見しました。

ガイドさんは、「動物のものかもしれないけど、人間のものかもしれないわね」と特に驚きもせず、淡々と説明してくれました。この時代に歯や骨がたくさん落ちているのも当たり前というのに、結構カルチャーショックを受けました。だって、もしかしたら人間のものかもしれないんですから。

その後、ガイドさんはさらにいろんな不思議な話しをしてくれました。

現在イースター島に住んでいる人はチリや欧米から移住してきて観光業などに従事している人が多いそうですが、もともと古くから代々イースター島に住んでいる人には、先祖代々家族に伝わる洞窟のような穴があるそうなのです。その穴とは、老人が自分の死期を感じると、自らその穴へ行き、最後のときを静かに迎えるための場所だそうです。

家族はその穴の場所を絶対に家族以外の人に教えてはならないそうです。

そうすることで、その穴は先祖代々のお墓の役目も果たしているそうです。

ガイドさんが言うには、つい数ヶ月前にも、先祖代々この地に住む家族の老人が姿を消してその穴に行ってしまったそうなのです。

現代社会としては、いなくなったと分かった以上、警察が捜索しなくてはならないけど、家族は何があっても絶対にその穴の場所を教えないそうです。それに見つけられても困るのです。

警察もそれなりに捜査はしたけど、結局見つからなかったそうです。(真剣に探して見つけてしまっても、その家族に恨まれそうですよね)

まだまだ古くからの習慣が残っているんだなと感じるイースター島でした。

イースター島の物価や地元の人の生活

イースター島の物価は高いとよく言われます。すべてのものを空輸しているのですから、当然だと思います。スーパーで売っているものは、日本の2~3倍の値段が付いているものもあります。

ですが、ホテルやレストランに関しては、東京やニューヨークのような大都市と比べるとまだまだ安いと思いますし、タヒチよりは安いのかなと思いました。

南米を旅しているついでにイースター島に行くと高く感じると思いますが、タヒチのついでに行くのなら安く感じると思います。

地元の人の生活は、時間など気にしないゆったりした感覚のようでしたが、観光業か、郵便局や警察、学校などの公的機関で働く人がほとんどだと思います。ですので、生活自体は現代的で普通の暮らしを送っているのだと思います。

そういえば、イースター島の広場で地元の子供達が遊んでいたときに、近くにいた母親らしき人が「この子達を写真に撮ってくれない?」と言ってきました。(英語で)

とっても良い笑顔の子ども達で写真を撮っているとたくさんの子供が集まってきました。

そうしたら、その母親らしき人が紙に住所を書いて渡すのです。「ここに写真送ってくれない?」と。その人は多分、それ以外のことは英語を知らないようでした。きっといつもこうやって観光客に同じことを言ってるんだなと思いました。

日本に帰ってきてから現像した写真を数枚その住所に送りました。

(↓海も綺麗なイースター島でした)IMG_20150116_0001_0001_Fotor_Collage

イースーター島は想像していた以上にゆったり、まったり不思議な雰囲気の島でした。行ってみて最も良かった場所で、また一番行きたい場所でもあります。

今度は家族で、タヒチ経由で行ってみたいなと思います。

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