子連れタヒチ旅行記(3)モーレア島の過ごし方

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子連れタヒチ旅行記(1)出発までの計画段階のこと

子連れタヒチ旅行記(2)出発からホテル到着まで

の続きです。

今回は、モーレア島滞在中の前半の過ごし方についてです。(プライベートビーチや、レンタカー、スーパーマーケット、食べ物事情など)

ヴィラに到着

日曜日の夜にホテル(レジェンズ・リゾート・モーレア)に到着し、レストランで豪華ディナーを食べた後、泊まるヴィラに送ってもらいました。(ロビーからは離れていて斜面を上るので、カートで送迎してくれるのです。)

ヴィラに入るとまずエントランスを兼ねて広いウッドデッキがあり、デッキには専用ジャグジーがありました。その奥には屋外で食事が出来るようなテーブルセット(屋根付き)もあります。

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間取りは少し変わっていて、部屋に入ると、まずスタイリッシュなキッチンがあります。 キッチンを通って部屋に入ると広いリビングがあり、リビングを囲むように3部屋のベッドルームと、バスルーム、ランドリールームがありました。(バスルームは二つ)

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息子と夫の母はテラスで星が綺麗だとしばらく眺めていました。

もう夜の9時半なのですが、日本時間だとまだ夕方4時半なのです。シャワーを浴びて簡単に荷物をあけてその日はぐっすり就寝しました。

ヴィラの中で(ベッドと虫の問題)

一番大きなベッドがある部屋に、私たち夫婦&子供2人がベッドに横向きで4人並んで寝ていたのですが、朝、息子がベッドから落ちたことで目覚めました!

「痛い〜」という声であわてて私と夫が息子の様子を見てみると、ちょうどその時、ベッドの反対側に今度は娘が落ちてしまいました。

一応、ベッドサイドに落ちたときのためにクッションを置いておいたので、大丈夫だったんですが、この日から子供達はベッドに寝るのを拒否しました。というわけで、私と子供達はベッドの下に、ソファーのクッションを並べて、シーツを敷いて、簡易ベッドのようなものを作って寝ることにしました。

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デスクの下に娘用のベッドを

(夫は大きなベッドに1人でゆっくり。羨ましい)

それから、起きてきた夫の父は大量に蚊にさされたと痒がっています。このヴィラ、実は、屋根と壁の間が完全に空いているんです。

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←屋根が壁に乗っかっている部分が空いているので虫は自由に入ってきます

私たちと夫の母が寝ていた部屋は天井が貼ってあるので、隙間がないのですが、夫の父が寝ていた部屋とリビングは、天井が無く、屋根裏が見える造りになっているんです。屋根と壁との間に隙間があるので、虫の出入りは自由なんです。

きっとタヒチの建築スタイルとしては合理的で問題ないんだと思います。または、タヒチでは海辺に家を作ることが多いので、そんなに虫が多くないのかもしれません。こんな山の中に同じ様式の家を作るから問題なのか?それとも、そもそも虫なんて気にしないのかもしれません。それが自然なんですから。

一応、コンセントに差して使うタイプの虫取りはありました。私はリビングにいてもそれほど蚊にさされなかったのですが、夫の父は一人で数十箇所もさされているようでした。(汗をかくからでしょうか?)

虫の話ですが、このヴィラにはアリとかちょっとした虫がたくさんいました。私達家族はそれくらいの虫はどうってことないのですが、気になる方は気になると思います。

実際、口コミでも虫が多かったというコメントは多かったです。

モーレア島1日目の過ごし方

朝食

モーレア島の初日は、まずホテルのレストランで朝食をいただきました。昨夜のディナーと同じく、その美味しいこと!パンはさすがフランス領だなって感じの美味しさですし(デニッシュ系が多い)、カフェラテも卵料理も文句なしです。

ただ、料金は噂に聞いていた通り、なかなかの価格です。東京の超一流ホテル並みの値段だと思います。ビュッフェではなく、個別に少々の卵料理やコーヒーを頼んだのですが、1人3,000円くらいでした。

朝食後は、私は荷解きや洗濯、娘とゴロ寝。(普段の生活と全く同じですね)

その他の家族は、ホテルのプールに泳ぎに行きました。プールが貸し切りだと喜んでいました。

モーレア島のレンタカー

午後は、予約しておいたレンタカーを、夫が近くにあるインターコンチネンタルホテルまで取りに行ってくれたので、全員で近くのスーパーに買い出しに行きました。

このレンタカー、ルーマニアのダチアというメーカーのかなり年記が入ったものでした。多分7人乗りのレンタカーはモーレア島にはあまり多くないのでしょう。もちろんマニュアルで、多分15年以上前の車だと思います。ですが、これもまた外国に来たなって感じがして面白かったです。(ホテルが坂の上なので、何度かエンストしてしまいました。)

モーレア島のスーパー

モーレア島にはいくつかスーパーがあるのですが、この日はホテルから近い中規模のスーパーに行きました。

スーパーでは、いろいろ驚くことがありました。

まず、卵がないんです。

2日目から朝食は部屋で自炊しようと思っていたのに、卵がないなんて困ります。ホテルのレストランで食べると朝食だけで12,000円以上かかるんですから。(大人4人と子供1人)

尋ねてみると、卵は週に1度しか入荷しないらしく、それは2日前だったそうです。卵は入荷するとすぐに売り切れるらしいのです。つまり、モーレアに滞在している間は卵は買えないということです。

ちょっとビックリ。島で暮らすとはこういうことなんですね。

でも、ホテルのレストランには卵料理はたくさんあった気がします。ホテルは独自に卵を確保しているのでしょうか?

あ!そういえば、「コケコッコー」という鶏の鳴き声が夜明けから聞こえていて、ヴィラの周りにも自由に歩いている鶏を数羽見掛けたんです。もしかして、卵のために、ホテルで鶏を飼っているのでしょうか?(ホテルに人に聞いてみようと思っていたのに、すっかり忘れてしまいました)

それから、果物を買おうと思ってまたビックリ。日本の2〜3倍の値段です。例えば苺1パックが1,200円〜1,500円くらい。野菜も葉物はとても高かったです。

反対にミネラルウォーターや、にんにく、じゃがいもといったものは安かったです。日持ちするものは高くないんですね。

チーズやハムはケースの中で量り売りのものがたくさん並べられていて、これもフランス領だなと思いました。チーズは種類が多くて、いろいろなものを買ってみました。それから、ハーブが入った生ソーセージが美味しくてビックリしました。

夕食

この日の夕食は自炊で、メニューはカレーとサラダです。お米とカレールーは日本から持参しました。お米は普段から家でも鍋で炊いているので、こういうときに(炊飯器がなくても)苦労がなくて便利です。なぜカレーかというと、ただ息子が好きだからです。カレーなら野菜もたくさん食べてくれるし、なにより簡単だし、旅先のコンドミニアムで必ず一回は作る料理です。

食事は1日1回は外食で、後の2食はヴィラのキッチンで自炊しました。

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←この日の夕食

モーレア島二日目

モーレア島二日目は、私と娘以外はプライベートビーチに泳ぎに行くことにしました。

全員で行っても良かったのですが、娘は午前と午後、1日2回昼寝しますし、プライベートビーチはボートで行く離れ小島なので、休めるような木陰があるのか全く見当がつかなかったのです。とりあえず、他の家族が行ってみて、問題なさそうならば次の日に私も行こうと思っていました。(まさか、その後雨が続くとは予想しておらず)

さて、そんな私の過ごし方というと、朝起きて、朝食の準備(夫の母も手伝ってくれますが)、朝食を子供に食べさせ、そして片付け。朝食後は洗濯をし、それから荷物を整理し、娘とゴロゴロ しながら寝かしつけです。

日本にいるときと全く変わらない生活ですね。

でも良いんです。なんと言っても、モーレア島の絶景を見ながら過ごせるんですから。それに気候が(あたりまえですが)南国なんです。日本で手が荒れていた私が、タヒチに来て2日目ですっかりすべすべの手になりました。常に汗ばんでいるのと、もしかしたら水のミネラル成分が多いのかもしれません。

プライベートアイランド

帰ってきた息子と夫にプライベートビーチの様子を聞いてみました。遠浅のビーチはとても綺麗で魚もたくさんいたようです。ボートはインターコンチネンタルホテルの水上コテージの脇を通るようで、ボートからの景色も楽しんだようです。

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モーレア島一周ドライブ

その後は、一旦昼寝をし、レンタカーでモーレア島を1周してみることにしました。

一周約60キロなのでドライブにはちょうどいいです。一応目的があって、ホテルとちょうど反対側にあるモーレアで一番大きなスーパーマーケットに行きたかったのです。

ホテルから反時計回りに行くことにしました。ルーマニア製のややボロ車に乗り込み、車窓を楽しみます。ホテルからちょっと行った場所に、Le Petit Villageという、いくつかのお土産屋さんが集まった場所がありました。それからポツポツとレストランがあり、さらに進むとだんだん寂しい景色に。

モーレア島は、眺望の良い島の北側にリゾート施設が集中していて、島の東側にフェリーターミナルや空港や大きなスーパーマーケットなどがあるんだそうです。

そして島の南側には時々小さな宿泊施設がある程度でとても静かな素朴な世界でした。

モーレア島で一番大きなスーパーマーケット

40分くらい走ったでしょうか。目的のスーパーがありました。このスーパーは、結構大きくて、大抵の物が売っています。水遊びの道具(子供の浮き輪なども)や、虫除けグッズなどの日用品も充実していますし、食料品もありとあらゆるものがあります。

私がこのスーパーですごく気になったのが、南国の景色の壁紙です。綺麗な海の南国の島の景色の壁紙なんです。こんな壁紙がベッドルームの1面にあれば、きっと目覚めたときに気分最高だろうなと思って買いたかったのですが、折らずに持って帰るのは難しそうです。この場では断念して日本に帰ってからネットで探そうと思いました。(帰ってからかなり探しましたが見つかりませんでした)

このスーパーの中で、いつの間にか、夫の両親が現地の買い物に来ていた人と何やら楽しそうに話しています。欧米の方なんですが、日本語が話せるらしいのです。モーレア島らしい食べ物や、オススメのものをいろいろ教えてくれました。

夫の両親は言語に関わらず、すぐに近くにいる人に話しかけるので、旅行中もたくさんの人と仲良くなっていました。同じホテルに滞在していた英語もほとんど話せないフランス人カップルともなぜか仲良くなっていて、どうやって聞き出したのか、パリから来てるらしいとか、どうやら会話は通じてるらしいのです。

ちなみに夫のお父さんはインドネシア語は話せますが、英語は受験英語レベルなので、単語は知っているけど、リスニングはそれほどでもないという感じです。お母さんのほうも、英会話を勉強しようとテキストは買ったけど、ほとんど見なかった、という感じです。

でも、コミュニケーションって言語能力以上に、話そうという気持ちですよね。2人とも会話の大半は日本語で普通に話しまくってましたから。それでもかなり通じるんですよね。

4歳の息子には、フランス語の挨拶と名前の言い方を教えて、モーレア島で知り合ったたくさんの人に挨拶する練習をさせました。

「Bonjour ボンジュール(こんにちは)」、

「Au revoir オ ルボワール(さようなら)」、

「Merci beaucoup メルスィ ボクー(ありがとうございました)」、

「Je m’applle 〜 ジュ マペール 〜(僕の名前は〜です)」

くらいですが、ちゃんと覚えて外国の人と日本語以外の言葉で会話するのは楽しいんだと思ってくれたようです。

それから、レストランで注文を待っている間はいつも折り紙を折っていて、帰りにスタッフの人に自分の名前を書いてプレゼントしていました。

息子の初めての海外旅行は、こうやっていろいろな人と触れ合って、本人のやりたいことが少しだけ広がったのではないかと思っています。一応3年たった今でも旅行のことはよく覚えているようです。

長くなったので、モーレアの後半の滞在記は次回に続きます。

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