弾丸旅行(海外編)でパリにプレサレという羊を食べに行きたいと書いたのですが、現実的には、なかなかパリまでは行けません。
ですが、国内だって美味しい羊が食べられるところはあります。
東京で味わう北海道のプレサレ
北海道の焼尻島では、プレサレ焼尻という、本場のプレサレ同様に、ミネラル豊富な牧草を食べて育ったサフォーク羊が飼育されています。年間200頭しか出荷されないということで、大変希少です。
東京だと、ギンザ・トトキ(フレンチレストラン)で提供されているようです。(年中提供されているかはわかりません。予約時に確認する必要があるかと思います。)
ニュージーランド旅行気分の北海道旅行
プレサレではありませんが、まるでニュージーランドの景色の中で、最高のサフォーク羊を味わえる場所が、北海道士別市にあるレストランμです。
こちらはファームイン(ファームインλ)にもなっているので、宿泊もできます。(昨年と今年続けて宿泊しました。)
旭川空港からレンタカーで1時間程度なので、日帰りでも十分なのですが、こちらのファームインλの夕食付きプランがとってもリーズナブルでおすすめです。(同ファーム産サフォーク羊の焼き肉プランで1泊2食12000円、フレンチコースプランで13600円、海外産だと9300円〜)
ファーム内を散策できるようになっていて、日中は山羊や羊、ポニーなどが放牧されています。お部屋も広く、置いてあるもの全てからオーナーさんのセンスが感じられます。
こちらに宿泊されるなら、同じ士別市内にある羊と雲の丘もオススメします。こちらも、「日本にこんな景色あるの?!」という景色の中で、羊にエサをあげることが出来ます。
1泊で時間が余れば、旭山動物園や美瑛・富良野にも立ち寄ることができます。(個人的には、人の多い旭山動物園や美瑛・富良野ではなく、せっかく北海道に来たのなら、人の少ない場所で北海道の景色を満喫するのが好きです。)
旭川近辺で、旭山動物園や美瑛・富良野以外のおすすめは、上川のミクニ(フラテッロ・ディ・ミクニ)、同じ上川町内のだいせつ倶楽部です。雄大な景色を眺めながらミクニのランチを味わい、それから、だいせつ倶楽部で美味しいコーヒーと素敵なお庭を堪能する、そんな週末が過ごせたら、その後しばらくは幸せ気分に浸れそうです。
流氷を見て帰るオホーツク紋別空港弾丸日帰り
上記二つは弾丸旅行ではなかったのですが、こちらは本当に究極の弾丸旅行です。
オホーツク紋別空港という空港はご存知ですか?こちらは羽田空港からANA1日1便のみ運行の空港です。
H26.3.30〜H26.9.30の場合ですと、10:40羽田発→12:25オホーツク紋別到着、13:05オホーツク紋別発→14:55羽田着となっています。
このオホーツク紋別空港に、日帰りでただ行って帰ってくる、ということがしてみたいです。つまり、乗っていったのと同じ飛行機に、再び搭乗して帰ってくるということです。(マイル修行者の方達は、こういう乗り方を「タッチ」というらしいですね。)
同じ飛行機というだけでなく、乗務員さんも全員同じ方達です。搭乗したときに「お帰りなさいませ」と言ってもらえるかもしれません。
羽田からANAの旅割で、最も安い時期だとプレミアクラスで片道18000円程度で購入できるようです。(もしくは65歳以上の方だと当日空席がある便に限り、シニア当日割で片道約13000円です。)
ANAのプレミアクラスは、当日変更を申し出ると普通席との差額は8000円ですので、なかなかハードルが高いですが、こういう価格で購入できる時に乗ってみるのもいいですね。
出来れば、流氷の見られる季節(通常1月下旬から2月中旬くらい)に、プレミアクラスでオホーツク紋別空港を羽田から日帰りで帰ってくるという究極の弾丸旅行を決行してみたいです。
紋別空港で20分程度滞在時間がありますので、小さなクーラーボックスを用意して行き、空港の外に出て雪を詰めて持って帰ってくるというのも素敵なお土産ですね。
流氷の季節には、パイロットもサービスしてくれるのか、流氷がよく見える航路で離発着することが多いような気がします。
例えば、家族に内緒で朝普通に家を出て、羽田に向かい、オホーツク紋別空港に行って帰ってくる。家に帰ってから、「実は今日流氷見て来たんだよ。お土産に雪を持ってきたよ。」なんていうのはどうでしょうか。
注意点は、冬期は天候によって条件付きフライト(近隣の空港に到着する)だとか、復路便キャンセルという可能性もあるので、そういった場合に対応できるようにしておく必要があります。
こんな1日と4万円の使い方を一度してみたいものです。