前回はショッピングモールとその周辺を中心にオススメを書きましたが、今回はそれ以外のオススメスポットとアクティビティについてです。
「子連れドバイ旅行がオススメの15の理由」
「子連れドバイ オススメの場所とアクティビティ(1)」
の続きです。
ドバイ オススメスポットとアクティビティ
ドバイマリーナ
ドバイマリーナは、ドバイの西側にある、ビーチや高層ビルが立ち並ぶエリアで、カフェやレストランもたくさんあります。
私は、このドバイマリーナ地区にあるホテル(ドバイ・マリオット・ハーバーホテル&スイーツ)に滞在したので、マリーナ沿いの遊歩道を歩いて散歩したり、カフェに行ったりしました。
週末(金曜日と土曜日)にはたくさんの人がカフェに居て、コーヒーや水タバコを楽しんでいました。
雰囲気は、リゾートっぽいというか、アメリカの西海岸っぽい感じですね。地元の家族連れも多くて、ただ散歩するだけでもオススメです。
ドバイ・マリーナモールという、ドバイモールと比較すると小さめの普通のショッピングモールもあるので、このエリアに滞在するのも何かと便利だと思います。
地面から吹き出す噴水があったり、ヨットを見たり、変わった形のビルを見たりしながら、子供はこの遊歩道の散歩を楽しんでいました。
リムジンのチャーター
リムジンを借りて、バブ・アル・シャムスというドバイ郊外の砂漠のホテルにランチを食べに行きました。
これが子供にとっても、私にとっても、ドバイで一番の思い出かもしれません。
リムジンはVolumelimoという会社に電話で予約しました。(自分で予約しなくても、ホテルのコンシェルジュに頼んだら予約してもらえると思います。)
もともとエンターテイナーというクーポンの本に1時間の料金で2時間利用可能というのがあったので、バブ・アル・シャムスまでクーポンを使えないか聞いてみたのですが、距離が遠いのでクーポンは使えないとのことでした。
滞在していたホテルからバブ・アル・シャムスまで普通のタクシーで行くと大体5,000円なのですが、ハマーのリムジンをチャーターしても約20,000円(チップ代含めて大体このくらいでした)なので、思い切って予約してみました。
ハマーのリムジンに乗ってみたかったので、ハマーにしてみましたが、ハマーではなく普通のリムジンだと2割くらい安かったと思います。
チャーターしたハマーは、14人乗りのもので、私たち家族だと1人ずつがソファに寝転んで(縦に並ぶ感じですが)乗れるくらい長かったです。
室内はギラギラした装飾で、ちょっと外の景色は楽しみ難くなってますが、運転の荒いドバイで、さすがにリムジンはゆっくりと優雅に走ってくれて、とても乗り心地が良かったです。
砂丘があるほどの砂漠ではないのですが、日本人からすると完全に砂漠と言える景色を走り続けてバブ・アル・シャムスまで約1時間くらいのドライブでした。
途中、ラクダが放牧されている場所があったり、あ〜砂漠だな〜という何もないけれど優雅な景色でした。
14人まで乗れるので、大人数のグループでしたら絶対オススメです。
バブ・・アル・シャムスには、1泊くらい宿泊したかったのですが、ホテルを変えるのは荷物をまとめたり面倒だと思ったので、今回は日帰り利用でした。
最初は、日帰りのランチ付プール利用プランが良いなと考えていたのですが、連日涼しい日が続いていたので、ランチビュッフェだけにしました。
プールとランチの日帰りパッケージは平日料金で大人1名375AED(約11,000円)からあるようです。
夜7時から月明かりの中で馬に乗るプランも面白そうです。大人1名300AED(約9,000円)(日帰りパッケージに関するホテルの公式サイトはこちら)
それから、金曜日のフライデーブランチや、有名なディナービュッフェ(アラビアンエンターテイメントが楽しめるビュッフェ)で訪れるのも良さそうです。
宿泊者には子供向けアクティビティがいろいろ用意されているようなので、子連れにも良さそうですね。
ちなみに、行きがリムジンで行き、帰りは普通のタクシーをホテルに呼んでもらったのですが、タクシーを呼んでから1時間くらい待ったので、行きを普通のタクシー、帰りをリムジンにしたら良かったなと思いました。
水上タクシー
もう一つ、ドバイで是非オススメなのが、水上タクシー(Water taxi)です。
タクシーと言っても、乗り場(water taxi station)が決まっています。予め、どこからどこに行きたいのか予約が必要です。または時間制の貸し切りも可能なようです。(水上タクシーの乗り場案内と料金はRTA公式サイトのこちらです)
私たちは、ドバイマリーナからジュメイラ・ビーチ・パークまで乗り、料金は190AED(約5,700円)でした。
当日の朝、電話で予約したのですが、結構満杯で、午後に1つか2つ空きがあるくらいでしたので、事前に予約したほうが良さそうです。オンラインで予約も出来ますし、ホテルのコンシェルジュに頼んでもいいと思います。
それから、乗り場が意外とわかりにくいので、事前に確認したほうが良いと思います。
アトランティスホテルやジュメイラビーチホテルなどホテルに乗り場があるところもあるようです。旧市街の辺りをこの水上タクシーで観光するのも良さそうですね。
ちなみに、 ジュメイラ・ビーチ・パークの乗り場は左の写真(一番上)のように、ビーチの真ん中にありました。
中央の写真は、なんとビーチの更衣室です。
このビーチからはブルジュ・ハリファも見えて(一番下の写真)、海の色はエメラルドグリーンでとっても綺麗でした。
しかし、結構大きなクラゲがたくさん泳いでいて、思いっきり泳ぐ気持ちには慣れませんでした(泣)。
ホテルのプライベートビーチだと、クラゲ防止ネットなどで対策されているのでしょうか?
モノレール
あの有名な人工島のパームアイランドを走っています。ですが、2014年現在、モノレールはメトロの駅とつながっていません。
しかも、駅もアトランティスホテルのアトランティス・アクアベンチャー駅とパームゲートウェイ駅の二つしかオープンしていないので、実質、アトランティスホテルにしか行くことができない、というか、アトランティスホテルに泊まっている観光客が往復して楽しんでみるといった風にしか利用できないモノレールになっています。
将来的には途中の二つの駅もオープンして、さらに、ドバイ・インターネットシティまでつながるようです。
ということで、私たちはホテルからモノレールの駅までタクシーで行き、モノレールでアトランティスホテルまで行ってみました。
料金は、片道15AED、往復25AED(約750円)です。かなり強気な料金設定で、3〜4人もいると完全にタクシーのほうが安いです。ちなみに、エンターテイナーのクーポン本にも、このモノレール往復だと一人無料になるクーポンが付いてましたが、それでも我が家はタクシーのほうが安いので、クーポンは利用せず、帰りはタクシーで帰りました。
子供の料金は、身長が110cmを越えているとチケットが必要と書いてありました。
完全自動運転なので、運転手さんはいません。駅はとても綺麗で近代的です。モノレールから眺める景色は、パームアイランドを見渡しながら、アトランティスホテルに向かって一直線。パームアイランドの幹の部分はマンションが建ち並んでいますが、椰子の葉っぱの部分には、ベッカムやビルゲイツが購入したと話題になったプライベート別荘地です。どんなお金持ちがどんな暮らしをしているのかなと眺めてみました。
余談ですが、ドバイではショッピングモールやホテルの駐車場で、日本ではほとんど見たことのない高級車がたくさん停まっていました。ポルシェやフェラーリなんて普通で、ランボルギーニとか、ロールスロイスとか、私にはよくわからないけど数千万円はするでしょうといった高級車が普通にたくさんあるのです。駐車場を眺めるだけでもドバイらしさを感じられるのではないでしょうか。
ところでモノレールで向かったアトランティスホテルですが、アクアベンチャーは眺めるだけでもそのスケールの大きさがわかります。これは一日かけて遊ぶ必要があるな、といった感じ。
中にはロストチェンバーという水族館もありますし、イルカと泳げるプログラムがあったり、子供も大人も楽しめること間違いなしのアクティビティ満載のホテルです。
館内は、宿泊者しか入れないゾーンと一般客のゾーンが分かれていました。それからドバイではあまり見掛けなかったアジア人がこのホテルにはたくさんいました。中国語の方が多かったです。
まとめ
さて、ドバイのオススメスポットとアクティビティを書いてみましたが、こうしてみると、ホテルやショッピングモールがほとんどですね。
基本的には私は広い大自然の景色を見ているほうが好きなので、砂漠に人工都市を作ったドバイは苦手かも、と思っていました。ですが、どの空間にもゆとりがあり、海や砂漠が見えるドバイも好きになりました。
子供には、普段見られない大自然の景色を見せてあげられるような旅行に連れて行ってあげたいと思っていますが、海があり、アクティビティ豊富で買い物もできるドバイ旅行は、子連れで多世代のグループ旅行にはとっても大満足でした。
もし、また行くとしたら、今度はビーチのあるホテルに滞在して、ゆっくりのんびり過ごしたいなと思います。
ビーチはアブダビのほうが良いと聞いたので、次回はエティハド航空でアブダビに行くか、または、ヨーロッパに行くついでにドバイでストップオーバーして2、3日過ごすのものいいなと思っています。
次は、ドバイのオススメホテル、レストランについて書いてみたいと思います。